中島かずき作、いのうえひでのり演出、劇団☆新感線の「蛮幽鬼」を見てきました。
いのうえ歌舞伎第6弾。新橋演舞場。
上川隆也、稲森いずみ、早乙女太一、堺雅人という豪華な顔ぶれを加え、迫力ある舞台に。復讐劇。悲劇ですね・・・。(復讐劇で喜劇ってあらへんやろ~←注:ペナン風の発音)。3時間の劇中に何人殺されるんでしょう・・・。
←筋書、でかい・・・。2300円。
お家でゆっくり開いてね、というサイズ。
電車やお店ではじゃまな大きさ・・・(銀座のお店は狭い!!広いところに入れば良かっただけですが・・・)。
映像を使った演出も良かったです。ポスター等々もかっこいい。
上川隆也氏、真面目そう・・・。真面目ってすごいことです。同席の友人は上川隆也ファンなので、大満足の様子。基本的に白髪姿ではありますが・・・。銀髪と思えばかっこいいかも!?お誘いして良かったです・・・。
自分は、どちらかというと堺雅人氏が演じている「サジと名乗る男」のようにへらへら笑ってすごしているほうなので。真面目ってすごいな、と思うわけです。この「へらへら笑って過ごしている」ほうが、実は曲者だと、自分でも思うので。仏さまのような笑顔を見せているヒトも要注意!だと思うのです・・・。たいてい、恐いわよぅ。
早乙女太一氏、綺麗!!間違いなくファン以外のお姉さま方の心をぐっ!と摑んでしまいましたね・・・。恐るべし、18歳!!
オーラあるし、綺麗だし(稲森いずみさん、完全に食われましたね・・・って言葉があちこちでささやかれておりました。稲森さんの美しさとは全然違う美しさなのですが。女性には単なる綺麗というのとは違って、他の人とはちょっと違う美しさっていうのもありますよね~。男性は綺麗、というけれども、女性はそうは思わない、美しさ、とか。稲森さんは綺麗だと思いますが。モデル出身と言うこともあって細い!)、舞う姿はもちろん美しいのですが、殺陣が速くて綺麗で、ダントツ!に、うまい!でした。彼が殺陣すると(早乙女太一ファン以外からも)自然に拍手でてましたし。
台詞苦手・・・って以前、映画か何かのインタビューで答えている姿を見たことがあり、確かに、台詞をいうと残念、っていう感じがあったのですが、今回は、そういう感じもなく(台詞が少なかったこともあるかもしれませんが。感情ちゃんとこもっていたし)。「今は芝居が好きになってきました」という言葉通り、演じるって楽しい、という気持ちになっているのでしょう。舞台映えもするし、本当に今後、恐るべし!早乙女太一!でした。
稲森いずみさんは時々台詞が「?何ていった?」って感じだったので、ちょっと残念です・・・。いや、しかし、これだけすごい人々に囲まれての舞台なので、間違いなく、すごーく成長されることでしょう。舞台ってほんと実力が出てしまうので、恐いです。うまいヒトはそれこそ、快感になるだろうな~と思います。反省点を考えてばかりいると、恐くなって出来なくなってしまうものかもしれませんね・・・。しかし、そこを懲りずに何度も何度も挑戦するうちに、どかん!と何かが抜ける(突き抜ける?)瞬間が訪れるのではないでしょうか。経験しないとつかめない「何か」。あぁ、何だか仕事と一緒だな・・・。
もちろん、笑いもあり(最初は、え?ここ、笑うところですかい?と思っていたんですが、きっとファンの方々ですよね~。次第に観客側も一体感が出てきて、笑うところも同じ様になりました)、話が進むにつれて、ナゾだったところも、ちゃーんと分かるようになっていますし、良い劇でした。復讐劇なんですけどね・・・。悲劇なんですけどね・・・。
千葉哲也氏が「許せないアイツ・・・」で「靴底にガムが付いた等の、それを吐き捨てたであろう奴・・・。」をあげておりましたが・・・。帰り道。ん?何だか靴が貼りつくぞ、っと思ったら、靴の裏にガムがついていました。・・・軽~く、(気分が)落ちました・・・。ガムはきちんと紙に包んで捨てましょうね!っていうか、今時、まだ、吐き捨てる奴がいるのか!!けしからん!!っと思ったのでした。一瞬ね、一瞬。怒りはすぐにどこかに消えてしまうのです。
今回は二階席。新橋演舞場で二階って始めてだったのですが、花道を使うことも多かったので、見下ろす形とはなりましたが、首も疲れず、良く見えたので良かったです。
ネタバレしてしまうので、感想は後日追記します、ってことで。
追記
土門が美古都に殺意を抱く経緯にもう少し厚みがあると良いかな~と思いましたです。
なんとな~く、説得力に欠ける印象があったので。
ま、それは昔好きな女性だったから、というのがあるのかもしれませんが。特に男性は・・・未練というか・・・完全に嫌いになるって出来ないようですし。そのあたりが(なんとな~く説得力が欠ける印象になっていることに)反映しているのかな~?とも思いましたが。
誤解が誤解を生む、という形でも良いかと思います。
「なんであんな卑しい身分の男性(土門)と結婚しようと考えていたのか。とても後悔しています。卑しい身分のものは、どんなに良い志を持とうとしても、結局は卑しいまま・・・。本当にあの時の私は無知でした。とても恥ずかしく思います」と美古都が周囲に話しているという噂(もちろんそんなコトは言っておらず、ただの噂)、を聞くとか(身分とか、生まれとかの話になるとどうしようもないと思うんですよね、「あー、美古都ってそんな女性だったのかー」と土門が肩を落とす→そんなヒトが国の中心にいて良いものなのか?、何不自由ない暮らしをしていて良いものなのか?と、次第に怒りに変わる、とか)、「飛頭蛮の教えは素晴らしいと思いますが、純粋な気持ちで布教しているとは思えない。何か裏があるような気がするのです」というように、疑念を持つような発言を土門が聞いて、「何が正しく何が正しくないかも分からなくなっているなんて。そこまで心がくもってしまったのか・・・」と、怒りに震えるとか。
殺意を持つまでの経緯がもう少しあると良いかも~と思ったのでした。
11月は大阪公演ですね☆
東京と大阪って反応するところが違ったりするのかしら(←偏見?)。
東京公演
2009年9月30日~10月27日
新橋演舞場
www.banyuki.com
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