歌舞伎

花形歌舞伎

1 新橋演舞場花形歌舞伎

昼の部は『盟三五大切』(かみかけてさんごたいせつ)と『四変化弥生の花浅草祭』でした。

『盟三五大切』は四世鶴屋南北の作品で、『東海道四谷怪談』の後日談、また、『仮名手本忠臣蔵』の外伝として本作品を作成しました。

『仮名手本忠臣蔵』は、11月の歌舞伎座公演となっています。

『東海道四谷怪談』は最近では2008年5月新橋演舞場夜の部で公演されました(伊右衛門は吉右衛門、お岩が福助、与茂七が染五郎)。

源五兵衛(実は数右衛門)染五郎、三五郎(実は千太郎)菊之助、小万(実はお六)亀治郎

菊之助の声がよく通っていて、良かったです。

染五郎は二役、弥助(小万の兄)では源五兵衛とは同一人物とは思えない姿で登場します。二役やっていると言わなければ分からないかも。

実は○○というように、本名を隠していることから悲劇が生じます。『東海道四谷怪談』の後日談や、忠臣蔵につながるということをふまえて観劇すると、物語に深みが増すと思います。

『四変化弥生の花浅草祭』は松緑と愛之助。二人ともほぼ踊りっぱなし。すごい~。

踊りを習っている方でしょうか、一緒に調子を合わせながら、頭や手を動かしている方もいました。

以前素人の方の踊りを見たことがあるので・・・本当にプロの踊りは素晴らしいと思います。さすが、プロ。しかも今回は若々しい感じ。

踊りはまったく分からないので、イヤホンガイド様様!!(踊りの時は特に必須!!)

石橋の場の獅子の精は観客大喜び!というのが観客席にいても伝わってきました。

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蛮幽鬼

3 中島かずき作、いのうえひでのり演出、劇団☆新感線の「蛮幽鬼」を見てきました。

いのうえ歌舞伎第6弾。新橋演舞場。

上川隆也、稲森いずみ、早乙女太一、堺雅人という豪華な顔ぶれを加え、迫力ある舞台に。復讐劇。悲劇ですね・・・。(復讐劇で喜劇ってあらへんやろ~←注:ペナン風の発音)。3時間の劇中に何人殺されるんでしょう・・・。

1 ←筋書、でかい・・・。2300円。

お家でゆっくり開いてね、というサイズ。

電車やお店ではじゃまな大きさ・・・(銀座のお店は狭い!!広いところに入れば良かっただけですが・・・)。

映像を使った演出も良かったです。ポスター等々もかっこいい。

上川隆也氏、真面目そう・・・。真面目ってすごいことです。同席の友人は上川隆也ファンなので、大満足の様子。基本的に白髪姿ではありますが・・・。銀髪と思えばかっこいいかも!?お誘いして良かったです・・・。

自分は、どちらかというと堺雅人氏が演じている「サジと名乗る男」のようにへらへら笑ってすごしているほうなので。真面目ってすごいな、と思うわけです。この「へらへら笑って過ごしている」ほうが、実は曲者だと、自分でも思うので。仏さまのような笑顔を見せているヒトも要注意!だと思うのです・・・。たいてい、恐いわよぅ。

早乙女太一氏、綺麗!!間違いなくファン以外のお姉さま方の心をぐっ!と摑んでしまいましたね・・・。恐るべし、18歳!!

オーラあるし、綺麗だし(稲森いずみさん、完全に食われましたね・・・って言葉があちこちでささやかれておりました。稲森さんの美しさとは全然違う美しさなのですが。女性には単なる綺麗というのとは違って、他の人とはちょっと違う美しさっていうのもありますよね~。男性は綺麗、というけれども、女性はそうは思わない、美しさ、とか。稲森さんは綺麗だと思いますが。モデル出身と言うこともあって細い!)、舞う姿はもちろん美しいのですが、殺陣が速くて綺麗で、ダントツ!に、うまい!でした。彼が殺陣すると(早乙女太一ファン以外からも)自然に拍手でてましたし。

台詞苦手・・・って以前、映画か何かのインタビューで答えている姿を見たことがあり、確かに、台詞をいうと残念、っていう感じがあったのですが、今回は、そういう感じもなく(台詞が少なかったこともあるかもしれませんが。感情ちゃんとこもっていたし)。「今は芝居が好きになってきました」という言葉通り、演じるって楽しい、という気持ちになっているのでしょう。舞台映えもするし、本当に今後、恐るべし!早乙女太一!でした。

稲森いずみさんは時々台詞が「?何ていった?」って感じだったので、ちょっと残念です・・・。いや、しかし、これだけすごい人々に囲まれての舞台なので、間違いなく、すごーく成長されることでしょう。舞台ってほんと実力が出てしまうので、恐いです。うまいヒトはそれこそ、快感になるだろうな~と思います。反省点を考えてばかりいると、恐くなって出来なくなってしまうものかもしれませんね・・・。しかし、そこを懲りずに何度も何度も挑戦するうちに、どかん!と何かが抜ける(突き抜ける?)瞬間が訪れるのではないでしょうか。経験しないとつかめない「何か」。あぁ、何だか仕事と一緒だな・・・。

もちろん、笑いもあり(最初は、え?ここ、笑うところですかい?と思っていたんですが、きっとファンの方々ですよね~。次第に観客側も一体感が出てきて、笑うところも同じ様になりました)、話が進むにつれて、ナゾだったところも、ちゃーんと分かるようになっていますし、良い劇でした。復讐劇なんですけどね・・・。悲劇なんですけどね・・・。

千葉哲也氏が「許せないアイツ・・・」で「靴底にガムが付いた等の、それを吐き捨てたであろう奴・・・。」をあげておりましたが・・・。帰り道。ん?何だか靴が貼りつくぞ、っと思ったら、靴の裏にガムがついていました。・・・軽~く、(気分が)落ちました・・・。ガムはきちんと紙に包んで捨てましょうね!っていうか、今時、まだ、吐き捨てる奴がいるのか!!けしからん!!っと思ったのでした。一瞬ね、一瞬。怒りはすぐにどこかに消えてしまうのです。

今回は二階席。新橋演舞場で二階って始めてだったのですが、花道を使うことも多かったので、見下ろす形とはなりましたが、首も疲れず、良く見えたので良かったです。

ネタバレしてしまうので、感想は後日追記します、ってことで。

追記

土門が美古都に殺意を抱く経緯にもう少し厚みがあると良いかな~と思いましたです。

なんとな~く、説得力に欠ける印象があったので。

ま、それは昔好きな女性だったから、というのがあるのかもしれませんが。特に男性は・・・未練というか・・・完全に嫌いになるって出来ないようですし。そのあたりが(なんとな~く説得力が欠ける印象になっていることに)反映しているのかな~?とも思いましたが。

誤解が誤解を生む、という形でも良いかと思います。

「なんであんな卑しい身分の男性(土門)と結婚しようと考えていたのか。とても後悔しています。卑しい身分のものは、どんなに良い志を持とうとしても、結局は卑しいまま・・・。本当にあの時の私は無知でした。とても恥ずかしく思います」と美古都が周囲に話しているという噂(もちろんそんなコトは言っておらず、ただの噂)、を聞くとか(身分とか、生まれとかの話になるとどうしようもないと思うんですよね、「あー、美古都ってそんな女性だったのかー」と土門が肩を落とす→そんなヒトが国の中心にいて良いものなのか?、何不自由ない暮らしをしていて良いものなのか?と、次第に怒りに変わる、とか)、「飛頭蛮の教えは素晴らしいと思いますが、純粋な気持ちで布教しているとは思えない。何か裏があるような気がするのです」というように、疑念を持つような発言を土門が聞いて、「何が正しく何が正しくないかも分からなくなっているなんて。そこまで心がくもってしまったのか・・・」と、怒りに震えるとか。

殺意を持つまでの経緯がもう少しあると良いかも~と思ったのでした。

11月は大阪公演ですね☆

東京と大阪って反応するところが違ったりするのかしら(←偏見?)。

東京公演

2009年9月30日~10月27日

新橋演舞場

www.banyuki.com

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石川五右衛門

1 蝉の声がわんわん・・・としてますね~(ワンワンというと犬のようですが・・・)。

夏ですね~。

さて、今回の歌舞伎は「石川五右衛門」。新橋演舞場です。

建物は歌舞伎座のほうがいいよね~、歌舞伎座を建て替えたらあの趣はなくなってしまうのかしらね~、残念ね~なんて話もありますが。確かに新橋演舞場の外観ってつまらない・・・。

2 さて、今回は、原作者に樹林 伸氏を迎え(漫画『金田一少年の事件簿』、『神の雫』などの原作者)、新たな石川五右衛門の物語が演じられました。

多忙な原作者が、市川海老蔵を手がかりとして、つくりあげたという、今回の物語。確かに、紀里谷和明監督、映画『GOEMON』で江口洋介が演じた石川五右衛門とはまた全く違った、海老蔵の石川五右衛門が出来上がっていました。

“破天荒で女好き”“仕事に対しては純粋で義理堅い情熱家”。なるほど~。

市川團十郎演じる秀吉との関係も、現実世界との絡みもあり、二重、三重に楽しめます。

発端の「三條河原釜煎りの場」から、歌舞伎の伝統、演劇手法を用いており、歌舞伎には間違いないのですが、客席からは「古典に比べて、生き生きと演じているわね、楽しそう」という感想が多く漏れ聞こえてきました。伝統にとらわれず、伝統を生かしながら新たなものに挑戦している力強さというか勢いが、観客席側にも伝わってきました。

NHKのこどもニュースで、海老蔵を見たこどもたちも「かっこいい~!」という声があがっていましたし、誰が見ても楽しめると思います。海老蔵は演技をしている姿が一番格好いい!のではないでしょうかね~。

新橋演舞場 八月歌舞伎公演 石川五右衛門

石川五右衛門:市川海老蔵 茶々:中村七之助 前田利家:片岡市蔵

百地三太夫:市川猿弥 雲隠才蔵:市川右近 豊臣秀吉:市川團十郎

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7月大歌舞伎

1 7月大歌舞伎の筋書きの表紙は涼しげな色合い。

夜の部を見てまいりました。

夜の部は「夏祭浪花鑑」「天守物語」。

「夏祭浪花鑑」は市川海老蔵、若さあふれる熱演(って確か同じ年齢だったような~・・・)。

実際に起きた(元禄年間に起きた)舅殺人事件や初演(1745年)に堺の魚売りの殺人事件をもとに書き下ろされ、人形浄瑠璃として初演されたものです。

格子柄の着物など、衣装も見もの。粋ですっきり。

時代とともに、「論理的な裏づけもあって、話の展開に納得」という作品が好まれるようになったのかな~、とも思いました。というのは、今回の作品は、どうしようもない理由があって殺人を起こしてしまった、というよりも、嘘もチープな感じだし、その挙句の殺人も、身勝手な印象を受けたので。ヤクザモノのチープな争い、みたいな(失礼)。

ま、当時の人には事件の背景が分かっていたので、説明不要だったのかもしれませんが。イヤホンガイドをつけるべきだったか!(今回使用せず。やはり、つけたほうが良いと思います。台詞も良く聞こえますし。オススメ。解説で台詞を邪魔してしまうコトもありますが・・・たぶんそんなことは稀だと思います)。

殺人の場面、すごいです。

金のある不幸と金のない不幸とある、とはいうものの、もう少し、情に訴える裏づけエピソードがあれば、さらにすごみが増すような・・・。

役者の熱演と、当時の大阪の夏の暮らしを垣間見る、という楽しみ方をしました。

さて、続きまして、「天守物語」。泉鏡花の作品です。立ち見がいっぱい~。

玉三郎、美しいです。華があります。美しいっていいことだな~。圧倒的。玉三郎を見に来たヒトが多いのではないでしょうか。われんばかりの拍手。妹役の勘太郎も綺麗でした。

その美に応える海老蔵も色気あります。

やっぱり、いいね~、美男美女の組み合わせって。と、一緒に見た友人としみじみ。

泉鏡花の台詞に関して、「辻褄が合わない、分かりにくい」とのことですが、ファンタジーだと思えば有りなんじゃないかな~、と思いましたです。幻想的ですし。漱石の幻影の盾とかもいいな~、舞台を日本にして歌舞伎にならないかな~(あ、でも、親族で色々争っているというニュースが出ていましたし、なかなか上演できないのかも・・・)。

女童(カムロと呼んでいたような・・・。遊女になるの??)がカワイイ。そして、コワイ。2人とか3人とか複数になることで、妖しい独特の世界感が増していました。手まりして遊んでいるのは、横溝正史の世界みたい。

大きな獅子が動きまわるのも、見ものです。

最後はハッピーエンドで。(って書くと、なんだか違う作品のようですね~、そういう明るい感じがしないんですよね~)。

泉鏡花の妖しい幻想的な世界感が感じられる舞台でした。

客席は、外国人も多かったです。

昼の部の「海神別荘」も見てみたいです。涼しげ~。美術が天野喜孝で、まさに天野喜孝の世界!!ファイナルファンタジー!といえば伝わります??

☆☆☆

さて、今回のお土産。

4 歌舞伎座の先、昭和通り沿いに「レーマン」というお菓子屋さんがあります。徒歩2、3分。

銀座歌舞伎座店限定パッケージのあずき抹茶チョコ。

2 お豆みたいなチョコレートがたくさん入っていました。

40g。

歌舞伎座の建物がパッケージになっているので、歌舞伎見てきたよ~と、ちょっとしたお土産に良いかもしれませんね~。

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八月納涼大歌舞伎

1 八月納涼大歌舞伎は三部作でした。

ここのところ、毎月歌舞伎観いてます♪と思ったのですが、全然ブログに記してないですね・・・。

今回は一部の「女暫」「三人連獅子」「らくだ」を観て来ました。

「女暫」はとても華やか。巴御前を福助、手塚太郎光盛を三津五郎、轟坊震斎を勘三郎が演じています。アドリブでオリンピックの優勝国の話もあり(観客はレースの途中で歌舞伎座に来た人がほとんど)。

「三人連獅子」の舞台は中国っぽい雰囲気、中村橋之助が親獅子、扇雀が母獅子、橋之助の長男、国生が子獅子という配役。踊りと長唄、三味線が見所、聞き所。

らくだは、久六が勘三郎、馬太郎が亀蔵、半次が三津五郎。観客一同大笑いの楽しい舞台でした。

歌舞伎を見た後、NHKでらくだの落語版の話題が出ていたのを見ました。江戸時代、(教養として)漢文を読むことができる人が多く(学生時代、白文にレ点とか一二点とか甲乙・・とかつけて読みましたよね~。日本人、そこまでして漢文を読むのか!と思いましたが・・・。まさにソレ状態です)、当時流行した曲のひとつが「かんかんのう」の唄だったそうです。本来の唄の意味は分からないまま言葉の響きが楽しいことなどから庶民の間で流行したそうです。「九連環」とは中国の知恵の輪のこと。知恵の輪を解くのが難しいというのになぞらえて、男女の恋愛も解きにくい・・みたいな歌、ラブソングだったかと思うのですが(NHKだったこともあり、そのあたりの詳細はさらっと、と言う感じでした)。一部では男女の遊びの中でも歌われていたようなので、歌詞の意味を全く理解していないわけではなかったようですね。禁止令が出たこともあるようですし。分かる人には唄の意味、ちゃんと分かっていたのでしょうね。・・・ちょっと例としては違いますが、現代でも、英語が書いてあるTシャツとなんとなーくカッコイイからと着ていたら、それが実はすごい隠語で英語圏のヒトから見たらびっくり!という状況ありますからね・・・(フツーにデパートで売っていたりするんですね・・・。確認しないのでしょうか。学生の時に外国から来た先生が生徒を見て目を丸くしていたのを思い出しましたよ・・・)。番組では実際の曲も聞きました。意外とゆったりしていましたよ。

かんかんのう、って何?って思いましたが、なるほど~と思いましたです。

☆☆☆

たいやきをいただいたのですが、美味しかったです~。なかに紅白のだんご入り。

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東海道四谷怪談

1_2 五月大歌舞伎、夜の部は「通し狂言東海道四谷怪談」。

1825年江戸中村座にて初演、四世鶴屋南北作の怪談物の傑作と言われています。

初演時には、「仮名手本忠臣蔵」と「東海道四谷怪談」を交互に上演するという手法で(1日目「忠臣蔵」6段目まで演じた後→「四谷怪談」3幕目途中まで。2日目「四谷怪談」3幕目途中~→「忠臣蔵」7段~10段目→「四谷」4幕目~→「忠臣蔵」11段目)、物語が展開していったそう。忠臣蔵が表、四谷怪談が裏の話。現代ではこんな贅沢な日程は組めませんが、面白い上演方法ですね。

・・・という初回上演の背景があり、怪談といえば夏、ですが、最後のあだ討ちのシーンは「忠臣蔵」の討ち入りの前夜ということで、冬、雪景色のなかで、となっています。佐藤与茂七は伊右衛門を討った後、「忠臣蔵」の討ち入りに参加するという、超多忙スケジュール・・・。

初回以降は別々の公演になっており、あだ討ちのシーンが冬ではない場合が多いそうですが、今回の公演は初回にあわせ、雪景色となっていました。

☆☆☆

四谷怪談公演前にはお岩さんの墓前にて祈願する、という話を聞いていたので、実話に近い話だと思っていましたが、実在のお岩さん夫婦は仲むつまじかったとか。実話ではないですよ、という意味も込めて「四谷」とか「東海道」という名前がついているそうです。

いや、それにしても、実在の人物たちの名前や背景を使ってしまうというのは、多かれ少なかれ何かしらの意味が込められているような気もしますが・・・(あ、でも、クレヨンしんちゃん、実際の名前拝借したって聞いたことがあるなぁ・・・。例えが飛んでしまって恐縮ですがsweat01名前をかりてしまうとか、背景をかりてしまうとか、そういう例はわりとあるのかもしれませんね。怪談で名前が拝借されてしまうのは、正直、困惑、だとは思いますが・・・。私小説とまではいかないけれど、物語はどうしても、見聞きしたこともあわせて、作者や演者の実生活や実体験のなかから生まれてくるもの、切り離せないもの、だと思いますし・・・)。

☆☆☆

悪役がとても残忍でぞっとします。

孫や娘の恋路を後押しするために邪魔なものを排除してしまう、権力者・金持ちの傲慢さも怖い。

お岩さんは気の毒になるほどふんだりけったり・・・。

お岩さんがどんどん狂っていくのを演じるのは難しいだろうなぁ、と、見ながら思いました。演者が女性だったらヒステリックな感じになってしまうかなぁ。

怪談はやりすぎると笑いを誘ってしまう・・・怖すぎて笑ってしまうというのもありますが・・・。醜と美が紙一重なのと同様、恐怖と笑いも紙一重なんだなぁ、と「蛇山庵室の場」を見て、思いました。本当はかなり怖いはずなのですが・・・。

とはいうものの、名役者ぞろいなので、ぐいぐい話の中に入っていけます。

伊右衛門:中村吉右衛門、お岩、小平、お花:中村福助、お袖:中村芝雀、佐藤与茂七:市川染五郎

特に、「お花」がキレイですdiamond

赤ちゃんの泣き声をあらわす際に笛を使っているそうなのですが、どんな笛なんだろう・・・気になります。

26日まで。

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歌舞伎座☆正庵

2 春らしい表紙。

「将軍江戸を去る」

「勧進帳」

「浮かれ心中」

☆☆☆

・・・前の席の夫婦(若いと思っていたら、40代前半くらいでした)が、マナー悪くて興ざめしてしまいました。

彼らがこのブログを見ることはないと思いますが・・・(注意すれば良かったなぁ)。

歌舞伎に興味がないのなら、来ないで欲しい・・・。興味がなくとも楽しんで欲しい・・・。

頭ふらふらさせるわ、ビニル袋をがさがささせるわ、飲んだり食べたりするわ、妻はどうやって使うの~?なんかいってるの~?と夫にイアホンガイドの使い方を聞くわ、こそこそ関係なさそうな話をするわ、何度も席を座りなおした挙句、夫は寝てる!というimpact・・・(しかも最後、髪の毛逆立っていて、友人の位置からは舞台中央部分が完全に隠れてしまっていたという。・・・一体何をしにきたんだ???嫌がらせか???)

マナーは大切ですね。

自分も気をつけようと思いました。

大事な時間が、ぶち壊しになってしまいます・・・。

☆☆☆

さて気を取り直しましてお土産。

15 お土産の定番、天津甘栗。

終了後も外で売っているので、ついつい買ってしまう・・・。

おまけつき。

(おまけは別の袋にも甘栗入り)

16 菓匠 正庵の「浮島」

チーズ味。

美味しいheart04

あっという間に食べてしまいました!

季節限定、桜の和菓子もありました。

http://www.show-an.com

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芸術祭十月大歌舞伎

P1000235_3 さて、番外編は終了。東京散歩に戻ります♪

今回も銀座。

26日に千秋楽をむかえた「芸術祭十月大歌舞伎」、鑑賞してきました。

P1000243 夜の部は「怪談牡丹燈籠」と「奴道成寺」。

←筋書き。

出演者は仁左衛門、玉三郎、三津五郎などなど。

豪華メンバー。

P1000238 大賑わい。

歌舞伎座、建て替えが予定されていますね(もう少しバリアフリーになるといいな、トイレも広いほうがいいな)。

怪談、ということで怖いのかな~、と思いましたが、怖くない!綺麗。とても、面白かったです。役者さんたちが本当にうまい!

「奴道成寺」はとても華やか。

歌舞伎鑑賞には是非「イヤホンガイド」を利用することをお勧めします。友人はうるさいから嫌だと申していたので、好き嫌いがあるかもしれませんが、解説をして下さるので、歌舞伎をもっと楽しめると思います。自分は好き♪踊りとか、見ているだけでは分からないもの~(客席では途中で船を漕いでる方もいましたよ・・・)。

観客の姿を見るのも楽しい。粋な着物を着た方もいますし。襟の抜き方、堅気じゃないな、う~ん、粋だな~と思いますです。

お弁当もおいしい~。吉兆で食事して、開演に間に合わなかったことがあり、それ以降は専ら座席でお弁当をつつきます。吉兆、もちろん美味しいですが。30分の休憩時間では完食はちょっと厳しい。

P1000248 お土産・その1

外で売っている天津甘栗(おじさん、東大卒って本当?)

売店で買った「これでよしなに」。後ろにちらりと写っていますが、小判付き。面白い(笑い)

P1000244 お土産・その2

何と、手ぬぐいをGET!してしまいました!ラッキー☆

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